危険予知(KY)ブログ〜特にIT業界

全てのエンジニアをデスマーチやメンタルヘルスの問題から救いたい。https://www.facebook.com/groups/625574184259113/

何かを改善するときは

ワクワクするやり方を選ぶ。リストの代わりにマインドマップを使う。本から得た知識を実践する場合、自分にあったやり方にカスタマイズする。そのメソッドの真の狙いを外さない限りにおいて。

自己啓発本の多くが、リストを作ることがソリューションになっている。そのリストはワクワクし、頻繁に追記されていく。箇条書きは項目通しの関連性も分かりにくいし、何よりもワクワクしない。マインドマップはカラフル、絵も描いてあれば見た目にも楽しい。やる気が出てくる。

自己啓発本で大事なのはその「実践」である。どうせやるならよりクールな方を選ぶ。手抜きにならないように、脇道に逸れないように、その本質のど真ん中に狙いを定めて。

 

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (2))

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ! (トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 (2))

 

 

打合せの満足度をあげるには

打ち合わせの終了時間を決める。テーマにつきポイントを三つに絞る。打ち合わせは資料を用いる。ただし、女性が「共感」を求めてきた場合は、次の予定等を告げる、相手の迷いを受け止めた上で、一番まずい選択肢は、「僕なら○○の理由で選択しない。」とやんわりとけん制する。

どんな打ち合わせでも終了時間を決めてからはじめる。世界中の全ての問題は解決するに大きすぎる。あるところで線をする潔さは必要である。女性に対しては、(私には)次の予定などがあるとして、女性の責にならない「理由」を作っておく。

ポイントは三つ以下に絞る。優先順位が低いものに注力したり、結局全部やらなかったりと結果が悪くなるからである。また、こちらから話すのでは無くて、分からないことを質問してもらう様にし、それに時間をあてる。

資料を使う。目に見えるもので使う。出来はよければそれに越したことは無いが、あり物で構わない。見える化により対象をお互いに一致させる。より取り違い、勘違いを避けられる。

女性との打ち合わせでは解決策を本人に言わせるのが良い。男性側から解決策を提示してはいけない。女性は結論を持っているが、決定する前に迷っている体で相談することがある。本当に迷っているのでは無く背中を押して欲しいのである。その気持ちの相手に全く異なる解決策を提示してはいけない。仮に何らかの前提の読み違いがあるなら、「あくまでも私だったらこう考えるのですが」と前置きし、その観点を伝えれば良い。

 

一流の打ち合わせ力

一流の打ち合わせ力

 

 

 

 

時間ドロボーを取り締まるには

 「段取り八分」で対抗する。イメージしてからはじめると言い換えても良い。できるだけビジュアルに。

 

作中で良い関係の男女に「メールする」「電話する」というセリフを言わせる作者は40代以上である確率が非常に高い?その理由 - Togetterまとめ

 

この「まとめ」が示すのはコミュニケーションのコストが小さくなったということ。それが即時的になったということ。情報量が爆発的に増え、仕事の生産量の低下、品質の低下が起こっている。

 

「段取り八分」とは準備が仕事の出来を決めるということ。現地での作業や本番は、ただ作業に没頭出来るようにする事で効率を上げるという手法のこと。「出来高」により報酬が支払われていたことに由来する。それこそ生活、生死がかかっていた中で生まれた教訓である。

 

常に進化する事を心がける。社会性のある動物である私たちは共同作業により事を成していく。そのため、コミュニケーション上の1分のロスは、その関係者全員に広まる。ミスが多ければ相手にされないのは当然のことである。だからと言って「無難」に落ち着くのは最悪である。常に変化し、より良い方法を見つける。その為のロスは許容されるべきである。

 

仕事とははじめる前に不測の事態が起こらない限り既に終わっているのだ。

 

 

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)

 

 

 

 

 

くりかえし くりかえす

向上するにはくりかえす。食べるのも忘れるぐらいのことがよい。ベースロード以外のリソースはこれに充てる。

 

「10000時間の法則」とも言われるが、そもそも繰り返していないとどんなことでも下手になる。テレビゲームを極めた人なら分かるだろう。ある程度のランクのスポーツも同様だと聞く。演奏家が楽器の練習を毎日欠かさないのも同じだ。「きっと何者にもなれないお前たち」はそのことを知っていても実践しない。

 

フローに入れる対象の選択、時間の捻出、そして日々の小さな目標を達成する覚悟が必要だ。まずは そこからはじめる。リソースの配分を変えるとはライフスタイルを変えるということだ。その選択は至極個人的なものであり他者に言われたからどうのというものでは無い。

 

これをやらない選択をしたおきながら「私には才能が無いから諦めた」はおかしい。貴方はその道を諦める選択を明らかにしているのだから。才能が無い訳では無い。ゲームを極めれば「高橋名人」がいるではないか。

 

先日、7月5日 ファシリテーショングラフィック勉強会(第36回) に参加してきたのだが、主催者の人はプロ。消耗品費のみの負担で無報酬なのは、日々の研鑽がやはり重要だということなのだろう。かなりの数のストックも披露していたが良い素材が結構あった。これがまた本業に使える。宣伝と素材集めの一石二鳥なのだろう。

私は流行、あなたは世間

私は流行、あなたは世間

 

 

 

体調の不良を感じたら

身体に張りや身体の引っ込んだところの痛みを感じたら、よく眠り、よく運動する。体液の循環を良くする。

 

しっかり睡眠をとり、張りや引っ込んだところの痛みを運動により取り除く。休んでいれば治るというのは幻想である。人間の身体は適度な負荷がある事が前提でバランス(動的平衡)しているからだ。

 

慢性の睡眠不足は自律神経の不調を招き運動量が減る。運動が減ると体液の循環が減る。老廃物が溜まると張りや痛みが出てくる。熱い風呂に入るのも効果は無いとは言えないが、有酸素運動で循環系をしっかりと使った上で、筋肉から乳酸などの老廃物を搾り取る用途の方が効果的に感じる。

 

40代後半から運動を始める人がいるが、これは当然の事である。運動をした方が、その後の体調が良いからだ。また、基礎体力の素となる「体幹」の筋肉を鍛えておけば、ずっと元気でいられる事も分かってくる。何よりも脳内物質のおかげで気持ちも良い。

 

長友佑都体幹トレーニング20

長友佑都体幹トレーニング20

 

 

 

明元素でIT業界を生き抜く助け合いのブログ

このブログは、メンタルヘルスの問題で心身を病んだり自殺する人が少しでも減るようにしたい、という私の願望である。少しでも明るく、楽しく、素直な気持ちでIT業界を生き抜く手助けをしたい。

 

これは運命だと思っている。むかしのことだが、自分が所属する職場の仲間が自殺した。そんな経験が二回ある。関係会社の人から聞いたのだが、「このプロジェクトは成功だ。スケジュールは守れなかったが、ヒトは死ななかったからだ。」と言っていたことも忘れられない。知人にも何人かメンタルヘルスに関する問題を抱えている人がいる。私もそんな時期もあった。

 

大事なのは「今起こっていることを受け入れ、自分の考えと行動を変える」いうこと。自分以外を悪く言っても、自分を責めても状況は良くならない。自分が「こうありたい」と具体的にイメージすれば実現することを会得すること。

 

できるだけ多くの人の生きるヒントを届けたい。その為にはこの想いを持つ人とたくさん繋がりたい。その為の「場」になればと考えている。 

 

目的地がハッキリしたら思い出したのがこの二冊。どんなに忙しくても、むしろ忙しいと考えているなら、この二冊は読むべき。貴方を苦しみから解き放つ銀の弾では無いが、貴方の思い込みを徐々に溶かす最初の一撃になる筈だ。

 

夜と霧 新版

夜と霧 新版

 

 

人生生涯小僧のこころ

人生生涯小僧のこころ

 

 

 

効率化するとはどういうことか

プロジェクトを見える化し次の打ち手をしてメンバが理解する。コミュニケーションのS/N比を上げる。メンバの自立性を高める。

 

私の経験では失敗するプロジェクトでは次の打ち手がとにかく悪い。というか利害関係者がお互いの仕事で疑心暗鬼になっている。利害関係にあればそれぞれの立場で利害は相反する。その中で全体最適を導き出すには、そのダイナミクスをメンバが理解する。その為の見える化が必要だ。

 

次に必要なのはコミュニケーションのS/N比を上げること。端的に言えば、電子メールは一往復半で完結、携帯電話は緊急時のみ、そして、「要件定義書」などの文書のコンクリートに注力する。

 

「要件定義書」は、ヒトモノカネと情報が過不足無く書かれる様に、文章、図、表の三つの視点で書き出し相互に確認をとる。これを作れば電子メールの量は劇的に減らせるだけで無く、契約の条件そのものなのだからそもそもトラブルが減る。

 

メンバの一人一人がそのプロジェクトでどれだけの時間をかけたか意識し、次はそれを減らす様にマネジメントする。

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術