失敗するプロジェクトの兆候とは
「自分はちゃんとやっている」という担当者がいるかどうかで分かる。残念ながらそんな人がプロジェクトに居たら注意が必要だ。
プロジェクトを進めていけば、関係者間に何らかのトラブルは発生する。「自分が正しい」と主張する人は、そのトラブルを解消させずに拡大させるし、場合によっては自らそのタネを作り出す。
問題に向き合わない、「否認」はどんな場合でもトラブルのタネだ。
この手のトラブルメーカーは、何らかの方法でつじつまを合わせる。よってそのトラブルは露見しない。その解決方法もイケてない。本人は俺しかできない「すごい手」と武勇伝にする。
しかし、同じ問題は再発するし、そのせいで相手との関係も悪化する。問題を未来のツケに転嫁する。
売り上げが無いよりはあった方がマシだが、そういう兆候がある人には、問題解決請負人を組ませるなど工夫がいる。
結婚生活も有期のプロジェクトと考えれば同様であり、熟年離婚はそのツケの代償なのだろう。
図解 これ以上やさしく書けない プロジェクトマネジメントのトリセツ (Panda Publishing)
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