嫌なことに向き合う方法とは
手を動かす。手を動かすと脳が働きはじめる。わたしの場合には絵を描くようにしている。
自分の経験からウツとは思考のスピードが落ちた状態だと考えている。あたかもCPUが電力消費量を減らすためにクロックスピードを落としたり、マルチコアのいくつかを休ませるさまに似ている。苦痛が増えるかもしれない思考の「暴走」を避けるための安全装置なのだろう。
てを動かすと脳が働き出すのが分かる。試験勉強はとにかく書くとか言うがこれは真である。特に手を動かす神経は、脳の広範囲を占めており、それが活性化するかららしい。技の記憶と呼ばれる意識とは繋がっていない部分の活性化が良いように思える。
わたしの場合は絵を描くようにしている。視覚、空間認知などの部位も合わせて活性化するからだ。この状態でマインドフルネスをはじめる。研ぎ澄まされた感覚が自身の身体をより細かく認知するようになるからである。そして呼吸を感じることで、深いリラックスを得られる。
「今」と繋がる「質」の向上が「手を動かす」ことによりもたらされる。
c.f.