気持ちの切り替えを早くしたいと思ったら
儀式を使う。何らかの重要な行動の前に、何時も同じ動作を行う。脳をその行動のためのモードに切り替える。
何らかの重要動作の前にはその直前に何時も同じ事前動作をする。そも事前動作が儀式である。儀式と言えばその典型はイチローの試合の日の昼のカレーとバッターボックスでのあの特有の仕草だ。
ヒトは歩く時、食事を摂る時、誰かと話をする時、それぞれの場合でモードを切り替えている。グズグズしている時はそのモードの切り替えが上手くいっていない。儀式を使えば自動的に脳がモードを変える。
ここぞというところでミスをするのは、ミスをするモードに切り替えてしまっているからである。この場合は、できる先輩、メンター、なりたい自分を具体的にイメージする。そのイメージ、ペルソナになりきる。なりきっていれば、ミスをするはずはない。脳がその人のモードで判断するのだから、間違いが無いのである。
演劇は文化祭ぐらいでしか接点が無かったが、今の自分には一番大事なスキルだと思っている。
- 作者: ジム・E.レーヤー,James E. Loehr,青島淑子
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