「朝令暮改」は良いか?悪いか?
「上手な失敗」「再発防止」「無情」の三点を心掛ける。
今日、迷惑をかけてしまって人達には、本当に感謝している。個人の事案、会社での仕事において決断し撤回してしまった。迷惑をかけた相手には本当に申し訳なく思っている。一方、洞察も得られた「上手な失敗」「再発防止」はすでに書いた。今日のテーマは「無情」だ。
結論から言えば、「無情」であることを前提に考えるクセを付けることが大事だ。昨日と今日に違いが無いと思い込みがちだが、成長する人はその前提を変えるのだから周りは変化しているのだから。知識としての「無情」は、昨日から今日の変化が無かったのだから明日も変化しないという「恒常性」により上書きされがちだ。
「決断」とはそもそも「変化」をするという意思表示だ。より良い判断の為には小さな失敗により自分の置かれた環境を複数の価値観から理解するのが良い。「失敗」は次の変化の糧である。逆に言えば成長しているからこそ「小さな失敗」が生じていると思えば良い。
「無情」を受け入れることでより多い視点で考えることが出来る。複数の思考実験、シミュレーションはより良い判断に繋がる。独善的に決めたり、他者に頼って決めなかったり、が無くなる。
「明るく」「楽しく」「元気よく」、「朝令暮改」して成長しよう。
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