「苦手」なことに気付いたら
自分の成長のチャンプと捉える。先ずは深呼吸をしてみる。苦手だと思っている自分に気づく。ほんの少しでも良いから歩み寄る。向き合うことで、何も難しくないことに気付く。「苦手」の理由についてはあまり考えない。何故なら拒否の理由になりがちだ。
「苦手」には過去の苦い経験が結びついていることが多い。先取り不安が頭の中でいっぱいになり「苦手」を避けてしまう。「怖れ」はこうやってその人の行動力を削ぐ。理由は時として行動しないことの「言い訳」になる。それは断固として避けるべき。
深呼吸はあなたを過去と未来から引き離し「今」に戻してくれる。そして自分が苦手だと感じていることを静かに「観察」する。無理に取り除く必要はない。嫌な気持ちが出たらさらにゆっくりと深呼吸する。
「苦手」には少しずつでも良いから接近していく。距離を縮めれば親しみもわく。その「怖れ」は今と関係がないことに気付ける。あなたから「苦手」が消える。
無理は禁物である。無理矢理変えようとすれば、さらに傷つくことにもなりかねない。怖れている自分を受け入れる。
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