みんな納得、打ち合わせの進め方
安心安全な雰囲気を作る、あるべき姿を共有する、納得するまで話してもらう。
打ち合わせの成否は、それを行ったことで、関係者が動機づけされ、より高い業績を生むことである。チームワークが重視される職場なら参加者の関係性もより良くする。このことについて言及して書籍や関連するトレーニングも多いだろうが、自分なりの解釈をきす。
安心安全な雰囲気を作る。参加者が自由闊達に話せるのはもちろんのこと、自分はここに居て良いのだという帰属意識の情勢も動機に深く関係するからである。慶長の本ではラポールと呼ばれるが、打ち合わせには必要だ。アイスブレークを取り入れ、予め空気は温めておく。
次に必要なのは、その打ち合わせのゴール、それも高い水準での基準の共有である。我々は時として低きに流れがちである。周りを見てもレベルがひくい。その人が上を見ようとしていないことも要因なのだが、リーダーはその点を意識し、高めの基準をその打ち合わせのゴールであると納得させる。理想論で語っても響かない。当事者毎の利害に沿って設定し受け入れやすくする。
あとは、納得いくまで話してもらうことである。参加者は必ずよろ高いゴールを実現するための答えを持っている。人は問いを持てばずっと答えを探し続けているものである。それまでの会議で素晴らしい結果が出なかったのは、ゴールのレベル合わせができていない二番目の問題である。
もうひとつは、各参加者の頭の中のモヤモヤを他者に話すことで整理してもらうことだ。これは話した人の立場が周りは理解する、より良いアイデアやそのディティールが補完される、何よりも参加者が快感を感じるのでその打ち合わせの印象がポジティブになる。ポジティブな印象は動機に直結する。