危険予知(KY)ブログ〜特にIT業界

全てのエンジニアをデスマーチやメンタルヘルスの問題から救いたい。https://www.facebook.com/groups/625574184259113/

女性が何かを訴えてきたら〜真因を探って改善〜職場の空気を変える

女性が何かを訴えかけてきたら、(1)不満に共感、(2)対応に感謝する。解決は求めていない。既に起こったことは受け入れているし、再発防止はまた別の話である。

女性が何らかの訴えをしてきた場合、男性は解決をしようとしがちだがそれは間違いである、とする内容の書物やインターネットへの書き込みはゴマンとある。今回問題とするのは具体的にどうすれば良いのかということである。

まずは女性にとっての主訴とその背景を理解する。結論から言ってしまうと、問題が発生したが既に対応は完了して再発防止以外の問題は既に解決しているが、(a)その対応中に受けた心理的・肉体的な負担、(b)これらの責任を担っていることと日々の対応に関する承認、の二つについては解決していないためだと推定される。この二つへのレスポンスが男性側の対応の主軸となる。

対応としては、(1)不満に共感、(2)対応に感謝となる。直接会って話せるなら、お話を聞いてあげ、本人が工夫した点を特に共感するのが良い。メール等になるなら、二つの項目について、知り得た情報から類推し、負担に対する共感、工夫への感謝を述べる。マトを外すのは問題ではない。その二つに対するレスポンスをする事が重要である。