危険予知(KY)ブログ〜特にIT業界

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他者信頼を貫く〜チームのチカラを最大限引き出す

チームが機能していない時は他者信頼を意識する。問題は人間関係の問題なのだから他者の感情に配慮して解決を図る。他者貢献に注力する。他者の課題には介入しない。

チームが機能していないときは、メンバに相互不信を取り除く。自分のできることは他者信頼を貫くことと、問題と人を分離して捉えその改善を図る。他者貢献、すなわち自らの能力の発揮により他者の利益向上を図る。他者の課題に踏み込まない。他者の評価を上げることを目標にはしない。

他者信頼において、相手が裏切ることを想定し相手の出方を待つことがある。これは相手も同じで何の変化も起こらないだけでなく、不信のメガネで見ると不信の証拠が見つかるようになり時間経過は悪化という結果になる。一方的、自らが他者信頼をはじめる。相手が変わることを期待しない。変わるかどうか判断相手の課題である。

互いに共同体感覚を持っている集団だとしても、それぞれの利害は一致しない。利害関係者、ステークス・ホルダ間には必ず問題は発生する。問題とは人間関係の問題である。問題を起こす人の原因は怖れである。怖れは当人が認識すれば消える。傾聴などで支援する。怖れの解消の成否は本人の課題なので手放す。

他者貢献は相手の利益向上を主とする。自分のエゴのためのことは極力排除する。相手のエゴが強い場合、自分のエゴは相手に見透かされる。私心なく行う。自分の立場の強化、アンフェアな取引、保身はエゴが強い相手の場合報復の対象になりやすい。共同体としての利益向上を行う。

ルフレッド・アドラーの共同体感覚を勉強していくと、松下幸之助の理法、根源様の考えに似ていること気づく。結局うまくいく人は同じ原理を使っている。これを徹底的に行うかどうかということだ。

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嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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