危険予知(KY)ブログ〜特にIT業界

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時間ドロボーを取り締まるには

 「段取り八分」で対抗する。イメージしてからはじめると言い換えても良い。できるだけビジュアルに。

 

作中で良い関係の男女に「メールする」「電話する」というセリフを言わせる作者は40代以上である確率が非常に高い?その理由 - Togetterまとめ

 

この「まとめ」が示すのはコミュニケーションのコストが小さくなったということ。それが即時的になったということ。情報量が爆発的に増え、仕事の生産量の低下、品質の低下が起こっている。

 

「段取り八分」とは準備が仕事の出来を決めるということ。現地での作業や本番は、ただ作業に没頭出来るようにする事で効率を上げるという手法のこと。「出来高」により報酬が支払われていたことに由来する。それこそ生活、生死がかかっていた中で生まれた教訓である。

 

常に進化する事を心がける。社会性のある動物である私たちは共同作業により事を成していく。そのため、コミュニケーション上の1分のロスは、その関係者全員に広まる。ミスが多ければ相手にされないのは当然のことである。だからと言って「無難」に落ち着くのは最悪である。常に変化し、より良い方法を見つける。その為のロスは許容されるべきである。

 

仕事とははじめる前に不測の事態が起こらない限り既に終わっているのだ。

 

 

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)

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