相手が感情的な時に注意すべきこと
「一切皆苦」なので受け入れれる。相手の主訴と向き合う。離れる決断をする。
「感情的な人」は「赤ちゃん」と一緒である。要は「自分ではどうしようもないので何とかして」と訴えているのである。更に感情的になって訴える人もいるが、泣き叫ぶ赤ちゃんが隣に一人増えたということである。オトナとしてはこれは避けたい。
この感情的な繋がりである「共依存」に囚われるタイプは、他者との不適切な関係性を何の迷いもなく続けてしまう。自分のコを世話しなかったり、他の家の子に世話焼きしたり。他者がそんなことをしたら「おかしい」と声高に訴えるこのタイプは自分のおかしさに気付かない。
結局のところ、我慢する、徹底的に好きになる、離れる、の何れかを適切に選択すべきである。選択しなかったことに気付くことが肝要である。その上で、相手の主訴を引き出す「傾聴」や、「ノー」を言う技術がある。これらの技術には多数の書籍があるが、前提を間違えては効果が無いばかりか悪化してしまう。
生きている限り「人間関係」の「問題」は無くならない。むしろ、それがあるというのは、生きている証であり、より良くなる為のチャンスと捉えるべきである。「試練」とは貴方が解決可能な事である。自分の問題ではないのならその事柄は自分事ではないと宣言すれば良い。
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- 作者: 和田秀樹
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