「手戻り」「情報過多」を無くすには
案件をフェーズで区切り成果物、利害関係人の合意をまとめたドキュメントを作成する。そのドキュメント作成のコストを想像しスケジュールを立て実行する。
携帯電話が待ち合わせに核心を与えた。即ち、「○月△日、渋谷(辺り)、3時(ぐらい)」という奴である。これが成り立つのは、緊急性は高いが重要度は低い案件だからである。仕事は違う。仕事の出来ないタイプはこの感覚で仕事を始める。だから失敗する。
仮に合意事項がA4一枚程度の情報量だったとして、その資料作成から合意形成には思いの外コスト(お金だけでなく時間も)がかさむ。顧客、自分の二人の場合、一時間もかからないだろうが、特に契約が重層的になっている場合、10人日ぐらいかかるものもザラでは無い。仕事の出来ない人はこれが理解出来ない。渋谷で遊ぶのとは訳が違う。
ドキュメントの質の向上には「改定履歴」を付けるのが良い。短く書く様になるだけでなく、そもそも修正をしなくても良い様に確認をシッカリとるようになるからである。
仕事の出来る「渋谷系」になろう。
焦りの気持ちを感じたら
「成長痛」である。「否認」をやめたからである。改善のための反省や変革をしてるのに成果がでない。焦る気持ちで追い込まれたと感じている。こういう時は「成長」が進んでいるということ。
何かをし始めて短期的に成果が出ることばかりではない。そんなものはやって当たり前だし、気付いていないデメリットのせいで事態は悪化しているかもひれない。本当の成長はジワリジワリと後から効いてくる。
焦るのは今まで「否認」していた都合の悪さを認識しているからでもあるだろう。それだけだも大きな進歩である。そもそも私は悪すぎたのだ。相手からその指摘を貰えるだけでもありがたいことである。「指摘」「苦言」は自分への期待なのたから。
明るく、楽しく、前向きに。成長痛を感じながら苦言を有り難く聴き、更なる変化を楽しもう。
成果がでない時に改善すべきこと
自分自身をプロデュースする。あるべき姿を、エゴを切り離し、こだわりを捨て、考えぬく。第三者視点でより少ない労力でより効果的に見えるゴールを目指す。場合によっては、自分の評価が最大になる様に周りの意識を変えていく。
苦労した割には成果の評価が低い時がある。リソース配分に問題があることが多い。そもそも求めるゴールが、自分と評価をする人で異なる場合に起こりがちだ。部分最適を求める相手に全体最適の成果を報告するのは愚かである。求めているものが違う。
我々には全体最適が見えてしまうことがある。そして良かれとそれに突き進む。一方自分のこととなると見えていないことがある。セルフ・プロデュースにより自分の強みを出しつつ、相手のニーズも満たす「企画力」が必要である。
場合によっては、評価をする人を説得する必要もあるだろう。ただしこれもやり過ぎてはいけない。相手が拒否したら深追いせず、その指示の事実を確認したらそのゴールに向かおう。拘っても良かれを通しても人間関係が悪化する。それを避けることは優先順位が意外に高いのだ。
一見ダメな素材でも売り出し方で何とでもなる。そんな例はいくらでもある。そういう知見を活かしていく。
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