ブタはなぜおだてられるのか
見放されているからである。既婚であれば配偶者にも。
「結婚に夢を見過ぎ」のネタはまた別途語ることにするが、要は配偶者にも諦められている。銀行のATMとして機能してもらうためにおだてられているのだ。ブタもおだてりゃ木に登る。
「困った人」には自己を客観的に把握する能力が低い。そもそも低いというよりも、おだてられているから他者の評価は良いのだと錯覚する。
この感覚で仕事をすると様々な問題に直面する。しかし配偶者からの評価とその仕事の相手の評価は違う。そこで思うのは「この相手に問題がある」ということである。
一旦このモードに入ると、小さなエラーも相手のダメさを示す証拠となる。さらに細かな指摘をし始める。こうなってくると相手側もその業務量が多くなってきて品質が下がり始める。あとは負のサイクルができデスマーチが鳴り出す。
対処は意外と簡単だ。困った人を外すか何時も以上に真摯に対応する。そのヒトの上司が出来る人ならば問題には当然気づいており、外せないとしても適切な対応をとってくれることも可能性として増える。
一方、作戦が失敗したら他者よりもより真摯に対応する。仮に何らかのトラブルが生じても慌てず、騒がずで対応する。邪険にしたところで負のサイクルが加速するのかオチだ。それにそうするのは程度の違いこそあれ「困った人」なのだ。
私の先輩は「みんな仲良く」というスローガンを使っていた。仕事の中身は毅然するのは当たり前として。
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